本記事では、
Leica DG SUMMILUX 15mm / f1.7 + 初代E-M1 で撮影した夜景シーンの写真を紹介します。
Leica 15mm / f1.7 はマイクロフォーサーズの広角単焦点の代表格。
ライカ品質の映りの良さと、15mm(35mm換算で30mm)の広角+f1.7の明るさという使いやすいスペックで人気のレンズです。
また、お求めやすい価格も魅力 ← マイクロフォーサーズ様様!!
本レンズ及び、E-M1との組み合わせが気になる方の参考になれば幸いです。
今回はこの単焦点レンズだけを持って、フランス・コルシカ島のPorto-Vecchio(ポルトベッキオ)の夜の街にくりだしてみました。
[本記事の目次]
- 夜景の撮影:明るいレンズが大活躍
- 扱いやすい単焦点レンズ:Leica DG SUMMILUX 15mm / f1.7
- 何と言っても明るい!夜景でも手持ち撮影可能!
- 画角:スナップに使いやすい広角
- コンパクトで持ち運びやすい!!
- まとめ
夜景の撮影:明るいレンズが大活躍
夜の暗いシーン、明るさが足りず手振れした経験はカメラをやる人ならだれでもあるはずです。
その解決策としては
- 明るい(f値の小さい)レンズを使う
- センサーサイズの大きいカメラ(フルサイズなど)を使う
私の装備はマイクロフォーサーズが中心、センサーサイズは大きいとは言えません。
それゆえ、夜景を撮影するためには明るいレンズが必要です。
扱いやすい単焦点レンズ:Leica DG SUMMILUX 15mm / f1.7
そこで私が選んだレンズは「Leica DG SUMMILUX 15mm / f1.7」
このレンズ、めちゃめちゃ使いやすいです。
以下、このレンズ(+初代E-M1)で撮影した写真を見ながら、私がこのレンズをオススメする理由を書いていこうと思います。
何と言っても明るい!夜景でも手持ち撮影可能!
まず明るさ、f1.7の明るさなので、本記事で紹介している写真のように、マイクロフォーサーズの手持ち撮影でも手振れせず、いい雰囲気の写真が簡単に撮れます。
例えば下の写真、ポルトベッキオの教会で撮影したのですが、手持ちでサクっと撮れました。細かいところまで解像していると思います。
次は教会の外からステンドグラスを撮影しました。
周りに街灯が少なく、特に暗いシーンでしたが、しっかり取れました。
ステンドグラスの色もきれいに出ていて、夜景撮影による、極端に暖色寄りになってしまうようなことはありませんでした。
低いF値を活かしたボケのある写真も撮れる
また、この明るさであれば、当然ボケのある写真も撮れます。
広角も手伝って、レストランのテーブルフォトなど、背景をぼかしたイイ感じの写真が簡単に撮れます。
以下の写真は手前のボトルに焦点を当てて、後ろのボトルをぼかした写真です。
しっかり、且つ、綺麗にぼけていることがわかると思います。
画角:スナップに使いやすい広角
次に画角、マイクロフォーサーズの15mmなので、35mm換算で30mm、
これが旅行時のスナップに本当に使いやすいです。
多くのズームキットレンズは28mmはじまり、ですので、キットレンズの広角端を使って風景写真等を撮っていた方は馴染みやすい画角です。
例えば下のような、街の雰囲気を撮る際には、この画角は使いやすいです。
下の写真も、ポルトベッキオの街の中心にある広場のテラス席を撮影してみました。
テラス席に座る人の顔まで解像しています。
ここからクロップしたり、拡大して印刷したりする場合はもっとシビアに見なければならないと思いますが、
私のようにパソコンのモニタで見る程度、フォトブックを作るくらいの用途であれば、これで十分だとおもいませんか?
本記事では、夜景写真を中心に紹介していますが、
同じLeica 15mm f1.7で昼間の風景写真を撮影したものを以下の記事で紹介しています。
興味のある方は是非ご覧ください。
また、ボディにPanasonicのGX7 markII を使って、ドイツ・ハンブルクの街をスナップした写真を以下の記事に載せています。
風景に加えて、ボケ写真、モノクロ写真も載せているので、こちらも見ていただけると嬉しいです。
コンパクトで持ち運びやすい!!
最後のオススメ理由は、そのコンパクトさ。
短いし、軽い、つまり持ち運びやすいです。
(E-M1に付けるなら、レンズの色はやっぱり黒がいいかも・・・)
旅行時にはこのコンパクトさが重要、長い大きなレンズだといちいちバッグから出すのも面倒だし、重くて腕がつかれます。
また、レストラン等で料理や友人・家族の写真を撮る際も、
そこ(レストラン)で大きなレンズのカメラを出すのはなんか気が引けますよね・・
大きいサイズは周りから注目されちゃうので・・
まとめ
本記事では、Leica DG SUMMILUX 15mm / f1.7 (+ 初代E-M1)で夜景を撮影した写真を紹介しながら、
私がこのレンズをオススメする理由を書きました。
Leica 15mm / f1.7のオススメ理由
上でも説明した通り、以下の理由でオススメのレンズです。
- 明るくて(f1.7)夜景も手持ち撮影できる
- 広角(35mm換算で30mm)で、スナップ写真が撮りやすい
- コンパクト(短い、軽い)なので旅行の装備として最適
さらに言えば、ライカブランドのかっこよさ、これも所有欲を掻き立てますよね。
新品で4万円ちょっと、中古だと3万円~3万5千くらい??
フルサイズ用の単焦点だとかるく10万円超えることを考えるとかなり安いですよね。
個人的には初代E-M1もオススメ
また Leica 15mm / f1.7と一緒に用いた、オリンパスの初代E-M1もオススメです。
私は初代E-M1の中古を2万5千円程度で購入して、写りの良さはもちろん、その堅牢性(頑丈、防塵防滴)から旅行の友になっています。
画素数は1600万画素、ローパスレスというスペックは私の用途には何の問題もありません。
DxOMarkのダイナミックレンジスコアも「12.7」と私には十分。
この初代E-M1で撮影した写真は以下の記事で紹介していますので、興味のある方は是非併せてご覧ください。
本記事が上記のレンズ、カメラの購入を考えている方の参考になったら嬉しいです。